Q&A

Q. 腰が痛くシビレもあるのですが、鍼とマッサージどちらが良いのでしょうか?

A. 症状にもよりますが、基本的には痛みやシビレなど多くは深部の炎症と凝りによる物で鍼治療の方が
短期間で治りまた免疫力もつき同じ患部の痛みがでにくくなります。また椎間板ヘルニヤや坐骨神経痛
にも鍼治療は大変効果があります。2、3回の鍼治療で痛みは取れます。

Q.花粉症にも鍼は効きますか?

A. はい、とっても良く効きます。花粉症はアレルギーの一種です。簡単に言えば花粉に対する過敏症
ですね。実際鼻に入る花粉の数は5個程度で、免疫反応のいたずらと言ってもいいでしょう。車社会で
道路がアスファルトで花粉が吸収されず舞うようですね。花粉症が多発する春は身体の気が昇りやす
い季節です。結果、顔面部に気が欝滞しやすくなり、滞った気は逃げ場を求めて目や鼻を刺激して過
敏な状態を引き起こします。花粉症に悩む方は肩こりや首のこりが目立つことが多く、これも気が身体
の上に滞っている症状です。それにより鼻水・鼻ズマリ・かゆみなどの症状が出て、うつになる方も多
くいらっしゃいます。そこで身体の全身調整をすることで体内の気の流れが改善するので、目や鼻が
過敏になる必要がなくなり症状が落ち着きます。中には、便秘や頭痛も良くなったと言う方もいらっしゃ
います。なるべく治療期間は週に一度来院していただき、約半年で改善いたします。気長にどうぞ!

Q. 登校拒否で家にひきこもっている子供がいます。鍼で良くなりますか?

A.うつ病の人は全国で約600万人位いるとも言われていて、五人に一人が罹患します。「うつ病は心のカゼ」なのです。決して特別な病気ではないのです。また、この病は判別する物差しがなく、気持ちが弱いとか、なまけてると見られがちですが、そうではなく本人は必至で格闘しています。オーバーヒート寸前です。ですから誤った認識はしないで下さい。うつ病の治療には周りの人達の理解やサポートがとても大切です。うつ病という病気をしっかりと理解してあげてください。当院では半年から一年位で社会復帰された方もたくさんおられます。外に出る一歩としてご相談下さい。

Q. 鍼治療後すぐにお風呂に入れますか?

A. 鍼をした患部は約40分位で鍼穴がふさがりますので、その後入浴して下さい。また施術後は急な運動などせずしばらく安静にして下さい。※お食事後は、一時間位あけてからご来院して下さい。

Q.鍼はどれくらい深く刺すのですか?

A. 患者様の体質や過敏な方に合わせて、浅い場合であれば数ミリです。深い場合は数センチ刺します。もちろん危険な部位には深く刺すことはしません。患者様にあわせ、なるべく痛みやひびきが出ないよう慎重に施術いたします。

Q.鍼灸治療は一回の治療で治りますか?

A. 首肩の痛みやギックリ腰など、一回の施術で効果が得やすいものもあります。しかし体質改善が必要な場合や慢性的な症状の場合は続けて治療する必要があります。当院では同じ痛みや凝りがでないように2、3回は通院していただいております。患部をピンポイント(集中)で治療をいたします。

Q.鍼治療で効果があるのは“肩こり”や“腰痛”だけですか?

A. 鍼の効果は筋肉・関節の痛みだけでなく内臓にも及びます。もちろん肩こりや腰痛にも高い効果を示しますが内科的な疾患にも鍼はよく効きます。東洋医学では運動器の疾患と内臓機能は密接に関わっていると考えますので治療は両方のサイドから行うことが多いのです。さらに免疫を高め鍼は全ての疾患や難病にもつづけて治療すれば必ず効果が出ます。患者様がコツコツと通院していただく事がたいせつです。